小笠原の固有亜種アカガシラカラスバトの聖域である「サンクチュアリー」の保全活動や概要を紹介するウェブサイト用に制作したプロモーションビデオ。
舞台は父島・東平にある「アカガシラカラスバトサンクチュアリー」。かつて絶滅寸前だったカラスバトを、関係機関の保護活動により推定40羽から約1000羽まで回復させた奇跡の森であり、入林にはガイドの同行が必須となる貴重なエリアです。
制作にあたってはドローン撮影申請を含む企画・構成から担当。スライダーを用いたタイムラプスと空撮を駆使し、原生に近い深い森の空気を映像に閉じ込めました。 夏の暑さの中、機材を担いで何度も通い詰める撮影は過酷でしたが、静寂な森でカメラと向き合う時間は、まさに「サンクチュアリー(聖域)」を感じるひとときでした。
また、島民の方にモデルとしてルートを歩いていただくことで、実際のガイドツアーで体験できる森の雰囲気やスケール感を映像に落とし込みました。撮影中、なかなか姿を見せてくれないアカガシラカラスバトとの偶然出会い、その姿を捉えられたことは、この制作におけるハイライトです。 先人たちの保護活動によって守られ、蘇った「聖域」の息吹を感じていただければ幸いです。